2009年9月15日火曜日

複雑系とボーズ・アインシュタイン凝縮


と、とんでもないことが起こっています・・・私が今までいかに無邪気にのほほんと過ごしていたのかと悔やまれるほどです・・・
今、「新ネットワーク思考(アルバート=ラズロ・バラバシ著)」という複雑系科学の本を読んでいますが、パウロが目から鱗(うろこ)のようなものが落ちた、そのときのような激震が私の中に走りました。アマチュア的な捉え方かも知れませんが、それにしてもまさに今、社会や科学、人類の生き方に一石を投じるような発見が相次いでいることを垣間見ました。
マニアックな内容となりますが、複雑系というネットワーク理論の考え方の中で、あるネットワーク(例えばインターネットのウェブ・ネットワーク)の性質を調べて行くと、ミクロの世界(素粒子など)を記述する量子力学的な効果のひとつである「ボーズ・アインシュタイン凝縮」という現象がマクロな世界に表出するというのです!これは衝撃的な事実です。ボーズ・アインシュタイン凝縮というのはWikipediaによると、「ボース粒子において、多数(巨視的な数)のボース粒子が1つの量子状態(最低エネルギーの状態)を占める現象」 とありますが、難しいことはさておき、何気なく毎日使っているウェブに約100年前の物理理論が適用できるとは!
で、それだけならただの「驚き」で良いのですが、ブランドダイアログが進めているプロモーショナルグリッドがまさに複雑系であり、またウェブ・ネットワークなのです。まさか自分が取り組んでいるビジネスに100年前の物理理論が必要だとは夢にも思いませんでしたが、取り組むだけの価値は十分ありそうです。
どうやらこれから一生かけて取り組むことになりそうな雰囲気さえします^^;

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